プリクラが楽しかった話

こんにちは、たっさんだよです。年齢は27歳の男です。

そんな27歳痩せ型高血圧の僕から問いたい。

 

プリクラ撮ってます?

 

そうですよね、撮ってないですよね。

そうなんですよ撮らないんですよね。

いや撮ってるよ!って憤慨しながらプリ帳を投げつけるのはやめてください。

 

はい

"プリ帳"という単語に反応したアナタ

ガラケーの時プリクラベタベタの携帯を使っていたそこのアナタです。

電池パックの蓋の裏に恋人とのプリクラを貼っていたお前だよ。

 

そう僕の同世代の皆様に向けて言いたいのです。

最近プリクラ撮りました?

 

自撮り、セルフィー

自分で自分のお気に入りの角度から自分自身を撮影する

手軽だし当たり前ですがどこでも撮れますね

なんなら顔面の加工編集すらも勝手にやっちゃうようなね

snowが出現した時に僕は脳の片隅で思ったんですね

プリクラもそのうち無くなってしまうんだろうな〜と。

 

否!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

今までは充電期間だったのかよ!!??と言わんばかりの進化を遂げておりました。

今のプリクラは凄い。

それを違和感も無くなんなく操作する若年層ユーザー。

 

「久しぶりにプリ撮ったけどもうついていけないわ笑」

 

黙れ、もうそんな御託を並べて斜に構え世の中を俯瞰して見てるつもりはやめろ。

ついていけないんじゃない。

ついていくんだプリクラの役進撃に。

うっかりすると蹴落とされそうになるほど進化を遂げ続けていた

現代のプリクラに

 

これはあの頃の

学校終わりに

夏祭りで

デートをするたび

何でもない日に

 

そんな青春時代

そうアオハル時代を過ごした同世代に聞いてほしい話である。

 

 

#アオハル

皆さんは#アオハルと言うプリ機があるのをご存知だろうか。

「知ってるよ何仰々しく問いてんだよ死ねよ」

そんな声も少しだけ聞こえてきそうな気もするが

そこは見逃して欲しいんだ僕凄い感動しちゃったんだからさ。

 

知らない人の為にも

#アオハル(あおはる)は2019年2月よりゲームセンターなどに置かれ始めた

割と、いやかなり新しめのプリ機である。

 

www.youtube.com

はいいいいい、可愛い

もう数人の女の子がワイワイしてるだけで余生を安定した精神ですごせそ〜

ってのもあるんですが自分がこの機体にとても興味を惹かれたのが

カメラを好きな位置(縦移動)に移動でき、回転させ画角の変更もできることだ。

 

な、なにこれえええええええええええ

 

見たこともないマシンに触れた時

自分の中に残っていたガチャガチャした機械に触れる男の子の喜びを再認識した。

調べてみると過去にもカメラを動かせるプリ機自体はあったらしい(?)

のだが

今の時代、今のこの流れだからこそ脚光をあびるだろう機体だと思う。

 

そして何故僕が同世代に向けてこのプリ機を紹介したかったのかというと

まあああああああああああああああ楽しいのねこれ。

撮り方の幅がマジで無限だわこれって思いながらカメラをいじり回しました。

最近あんまし撮ってないなあって同世代には中途半端にちょこっとだけ進化したプリ機よりも

こういうアホみたいな進化をしてしまったプリ機で遊んでもらいたい。

 

盛れなさそう笑

 

と言う声が意外と多い事にも驚いたのだが

現代の顔認証修正技術を持ってしても盛れないお前ヤバ(ry

なんて事は無く

 

確かに今までカメラ位置等はマシーン任せだったのが

自分で位置、角度調節なんかのちょっとしたセンスを問われてしまうのも事実だ。

それで盛れなかった。大いにそれでもいいんじゃなかろうか。

皆んなで楽しい時間を共有した事実は何事にも変えられないものなのだから。

 

しかし足長機能、お前だけは許さんぞ。

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これは別の機体

 

 

 

皆様も機会がありましたら是非。

 

今こそエロ本を拾うべきだと思う。

貴方の転機はどこから?私は

 

性への興味関心のキッカケというのは

当たり前だが人それぞれ異なる

その機会は男女平等にいつかは必ず訪れるものだ

ただそのキッカケは必ず"どこからか与えられるもの"である。

 

の頃

小学生の頃、休みの日はよく友達数人と集まってゲームなんかをしていた

任天堂64でスターフォックスをやったり

4人でやるゲームなので余った奴は漫画を読みふけったりして過ごした

 

ゲームを一通りやり終えると必ず誰かが言い出す。

「外で遊ぼう」

周りが山ばかりの田舎で育った僕たちは室内よりも野外で遊ぶ事の方がなんなら好きだった。

遊ぶ場所は決まって山だったり川だったり

それでも工夫して遊びまくる

冬は飛んでる白鳥を撃墜しようなんて言って石を投げて遊んだり

 

それでよかった。

 

生には無い発色

またある日、いつものように僕たちは外で元気いっぱいに遊びまくっていた。その日は橋の下に秘密基地でも作ろうぜ的な話をしていたと思う。

友達の家の近くに架かる大きな橋に僕らは向かった。

土手を自転車で走ると夏特有の少し青臭いそれでいて生暖かい風が僕らの身体を通り過ぎていく。

目的の場所に到着する

橋の下には不法投棄でもされたであろうゴミが沢山あった

それでも当時の僕らにはその錆びた鉄パイプはゴミではなく"武器"にしか見えないのである。男子ってそんなもん

さて、どこを拠点にするか

なんて話をしているとメンバーの1人が草むらを指差し言った

「あれってエロ本じゃない?」

そこには確かに生い茂った雑草が産みだした緑の海原に自然界では見た事の無い書物が漂流していた。

 

"エロ本"

人伝いにその名前は何度も聞いた事がある。

しかしこの目で実物を見た事は未だかつてなかった。

もしかしたらその時いたメンバーの中には既に経験済みの奴もいたかもしれない。

だが謎の結束感からか

その中で俺はもう見た事あるぜなんてドヤる奴は1人もいなかった

友達の絆が無言で深め合えた貴重な瞬間だったかもしれない

我々はゆっくりとソレに近づいた。

不思議と足並みが異様に揃っていたように記憶している。

その手にはギュッと武器が握られていたままで

 

暴力不服従

ソレがいつからこの河原にいたかなんて分からない

 

僕らの足元には今、エロ本がある

自然と誰もエロ本を手に取ろうとはしなかった

ビビっていたのか?はたまた恥ずかしかったのか。

表紙の女性が僕らの足元から僕らを不敵な笑みで見下しているかのようだ

まるで試されているかのようなそんな圧すらも感じる

しかし少し息を落ち着かせて見てみると

エロ本は泥だらけで何だか全体的に波打っていた。

"エロ本は雨に打たれ天日で干されると波打つ"

という本当にいらない知識を得るのはもう少し先の話になる。

 

"ソレがいつからこの河原にいたなんて分からない"

 

ただ僕らは今まさに、キッカケを与えられたのだ。

 

ブンズドアー

しばらく沈黙していたのか、はたまた呆気に取られ聴力すらも失っていたのか

急に周りの音がクリアに聞こえる不思議な感覚に陥った

周りにいる友達皆んながそうだったかのようにクリアな音を取り戻した瞬間

その中の1人が唐突に持っていた武器兼鉄パイプでエロ本をめくったのだ。

ジョジョの奇妙な冒険第4部を見た人なら分かると思うが

初めて岸辺露伴の漫画原稿を見た広瀬康一くんの様な、あの感覚になった

ギャァァ〜ン!!

みたいな。

そして僕らは再び聴力を失った

視力に全感覚を奪われたかの様に。

 

信制限になったとて

肌色

それが女性の裸体だと気づくのに少々のタイムラグがあった

今ならば我々の脳には大量の言葉のボキャブラリーが格納されており

見たものに説明をつける際に脳みそ内の単語倉庫から適切な単語をピックアップしそれらを羅列する事で納得させる事が出来る。

しかしその年齢の我々が持ち得る最大のエロい単語は

"おっぱい"

のみだった。しかし視覚から入ってくる情報量はそんな僕らなど御構い無しに土石流のごとく無慈悲に流れ込んできた。

完全に脳みそのキャパが終了を迎え脳みそが通信制限になっていた。

また来月の通信制限解除までこのエロ本はお預けか

 

もちろんそんな事は無い

 

若い脳みそは処理速度すらままならないものの

容量だけはでかい、いくらでも視覚情報を溜め込む事が出来る。

それが興味津々だったエロ本ならなおのことだ。

通信制限になったとて我々はすぐさま脳みそをwi-fiに繋げばいいだけのこと

一度見てしまえ後はこちらのもの

脳に作成された新規フォルダ"エロ"に新しい知識を叩き込むだけだ。

別名で保存なんて必要ない

いちいちファイル名を変えて保存する必要も無い。

それから味をしめた僕たちは外で遊ぶ理由に"エロ本探し"が加わった。

 

それでよかった。

 

 

これが僕のキッカケだったのかもしれない。

 

 

 

索と検索

今の時代周りにエロがありふれてしまった。

それが時代の流れだと思うしそれを否定する気も無い。

ただあの頃の僕たちは確実に探索の先にエロを追い求めていた。

今は検索すればすぐに見たい物が観れる

とてつもなく便利だ

携帯の画面も大きくなり高画質で長時間のエロ動画も見放題

 

ではこの世代からエロを知った人間はこの先で何を見つけ出すのだろう

 

老害みたいに

"お前にエロ動画はまだ早い、まずは河原でエロ本探しじゃ"

などと言うつもりは勿論無いが

もう少しゆっくりでもいいんじゃないかねとは思う。

 

着地点が分からない。